カルテ通信 Vol.67_C 「診察希望女性特別診療所」 その1
柳之内たくま
エロ義母と発情息子 淫らな家族
傍目には幸せな暮らしを送っているように見える百合子。しかし夫は単身赴任、しかも秘書と不倫をしているようだ。そして義理とはいえ、すっかり大人の男に変わった息子との二人だけの生活。息子の自分に向ける眼差しに、禁断の欲望が映っているのを感じ、背徳感と罪悪感を覚えながらも、熟れ切った肉体を妖しく疼かせていた。そんなおり、近所に住む未亡人の母子が肉体関係を結んでいることを百合子は知る。そしてその夜、抑え切れない疼きに背中を押されて、息子の寝室を尋ねる…。
美人乳母 袂の奥の…白い肌
さくらは半年前に夫の浮気が原因で離婚したバツイチの元女教師。実家に預けた五ヶ月前に産まれたばかりの息子と一緒に暮らすために仕事を探しているがなかなか見つからない。息子に授乳してやることもできず、乳房から飛び散る母乳を見る度にせつない気持ちになっていく。欲求不満も限界を越え、オナニーで欲情を満たしていた。そんなさくらに、高校で教師をしていた頃の同僚で今は家庭教師センターで働く雛子が仕事を持ちかけてきた。さくらが家庭教師センターに出向くと、経営主の千代から雛子が個室で生徒の一人に授業中だから見学してみるよう勧めた。個室の前に行くと、なんと雛子の喘ぎ声が聞こえてきた。それは雛子と四浪の浪人生健作の痴態だった。千代はここでは生徒達のストレスや欲望を教師が肉体で解消させ、今まで以上に勉強に集中させるのだと話し…。
美姉妹レズ 忌中の日に…
カビ臭いラブホテルの部屋。コスプレ姿の藍子は、客の中年サラリーマンに全身リップをしていた。「君みたいにカワイイ女の子が、どうしてこんなことしてるの?」そう言いながら客の手が服の上から胸を揉んでくる。藍子の脳裏に、これまでの過去が次々と甦って来る。義理の父に犯されたこと、実の母との確執、親友との別れ、彼氏の裏切り…。家を出てひとりで生きてきた藍子が、過去を精算する為4年振りに戻った家で待っていた出来事とは…。
春画夫婦の秘かな愉しみ
美人画家桂木の元に後妻としてやってきた美佐代。夫は絵画に専心してばかりで、若い美佐代は火照った体を持て余していた。そんな折、画商の大田黒から春画を描いて欲しいという依頼を受ける。モデルの女性と内弟子に性行為をさせ、それを見事な春画に仕上げる桂木。鬼気迫る迫力の春画を見た大田黒は、美佐代と自分のSEXを春画にとどめてくれと懇願する。自らの妻と他人との性行為すらも冷徹に描写していく夫の姿を見た美佐代はある決心をする…。
先生の奥さん したがり未亡人
平凡な主婦美穂の元に、ある日、夫の両親が家に遊びに来た。その夜、寝床につく美穂と夫。義父が二人の営みの声を聞いているとも知らずに、二人はいつものように燃え上がる…。そして翌日、夫の不在を狙って美穂に襲いかかる義父。ことが済むと一本の電話が鳴る。その電話は夫の訃報を告げるものだった…。